長い歴史や伝統的な文化、神社仏閣や美しい町並みなど魅力的な観光地として通年賑わっている「京都」ですが、近年増加を続ける観光客をターゲットに一見やおひとり様でも気軽に入れる「立ち飲み屋」や「カフェ」、その他飲食店やホテルなどが急速に増えてきています。
今回はその中でも京都の「バー」に焦点を当て、おすすめのバー3軒をご紹介しようと思います。
お酒の美術館 三条烏丸本店
こちらは「烏丸御池駅」から徒歩2分、「四条烏丸駅」から徒歩10分程の場所にあるクラシックな雰囲気のバーです。
お店の入っている「文椿ビルヂング」は、大正時代に建てられた木造の洋館で元々は貿易会社の社屋として使われており、内装はその雰囲気を活かした高級感のある落ち着いたつくりになっています。
店内の壁面には沢山のボトルが綺麗に陳列されており、それらの多くは「オールドボトル」と呼ばれる現在ほとんど流通していない古いお酒です。「お酒の美術館」ではこれらのお酒を非常に安く飲むことができ、毎日19時~20時はハッピーアワーとして入館料500円を払うことでグランドメニューに載っているドリンクを全て半額で楽しむことができます。
食事も軽いおつまみからメインまで充実しており、食事と古酒を味わいながらゆっくりとクラシックな雰囲気を味わうことができます。
ノスタルジア
こちらは「京都市役所駅前」から徒歩1分、「三条駅」から徒歩7分程の場所にあるオーセンティックな雰囲気のバーです。
お店は地下にあり、店名の通り落ち着いたノスタルジックな雰囲気があります。
このお店は森見登美彦さんの小説「有頂天家族」に登場するバーのモデルになっており、作品に因んだカクテルや同氏のサインなど縁の品を見ることができます。
また、オーセンティックな雰囲気とは裏腹に、バーに慣れていない方や一見の方にも優しく丁寧な接客スタイルなので最後まで気持ちよく過ごすことができます。
食事やグラスにもこだわっており、名物のオムライスや綺麗なビンテージグラスを是非一度味わってみて下さい。
「Bar DD
こちらは「京都市役所駅前駅」と「三条駅」から徒歩5分程の隠れ家的雰囲気のあるバーです。
細い階段を3階までのぼり、ネオンの灯る赤い扉を開けてさらにもう1階分階段を進むと少し怪しげな雰囲気のお店にたどり着きます。
半円形の黄色いカウンターやずらりと並んだワンショットメジャーが目立ちますが、お店一番の特徴は床に大量に敷き詰められたピーナッツの殻です。大きな樽から好きなだけピーナッツをとり、食べた殻は床に捨てるというスタイルです。清掃が楽なのと、殻の油分がワックスのような役割を果たすという利点もあるそうです。
お店は20年以上続く老舗ですが、若いお客さんも多く和やかで親しみやすい接客スタイルが魅力的です。
最後に
今回は「京都でおすすめのバー3選」をご紹介しました。
京都には個性豊かなバーがまだまだ沢山あります。みなさんも京都に行った際は是非、ご自分にあった素敵なバーを探してみてください。