氷点下での宿泊体験ができる!?「氷のホテル」

氷のホテルと聞くと寒い国のフィンランドやスウェーデンなどが思い浮かぶと思いますが…

実は日本でも体験できます!

それは北海道のトマム星野リゾートです!!
今回はそんな貴重な国内の氷のホテルをご紹介します。

トマム星野リゾートにある『氷のホテル』とは

トマム星野リゾートには冬季限定でアイスヴィレッジが現れます。
そこのヴィレッジには氷のホテルがあり、そこに宿泊できるのです!

この氷のホテル、外観・内装(ベット・椅子・テーブルなど)もすべて氷でできています。
1日2名1組限定で1月半ば~2月末までしか泊まれないホテルなので、1年のあいだに限られた組しか泊まることのできない、とても貴重な体験なのです。

氷のホテルでの宿泊

アイスヴィレッジ内は泊まらない人でも21時までは誰でも入れます。そのため、宿泊体験をする人は22時にチェックインをすることになります。

氷のホテル内で用意されているコーヒーとお菓子を頂きながら注意事項と説明を聞き幻想的な世界のスタートです。
しかもチェックインするとスタッフは帰ってしまう為、アイスヴィレッジ内は誰もいない状態になります。
最初は不安もありましたが、貸し切りを友人と2人で楽しんできました。

ヴィレッジ内に氷の滑り台がありますが、宿泊者以外も入れる21時までは混んでいて1回しか滑れませんでしたが、チェックイン以降は貸し切りの為滑り放題!
色んな体制で滑ってみたり、2人同時に滑ってみたり、写真を撮ったり心置きなく楽しむことができました。

ホテル内もインテリアが可愛く、シャワーやトイレまで氷でできてました。(流石に使えませんが・・・)

氷のホテルは意外にも快適な温度?

ところでここまで『氷のホテル』をご紹介してきましたが、気になるのは寒さではないでしょうか。
私が泊まった時の外気温はマイナス20℃で、氷のホテル内がマイナス7℃でした。

寒くないの?って思いますよね?

寒くないんです!
外から入ってくると外気温と13℃違うので暖かく感じます。
また氷のホテル専用のパジャマを服の上から着てる為、結構暖かいんです。
寝る時は?と心配になりますが、氷のベットの上に毛皮が敷いてあり、その上にマイナス30℃まで耐えられる寝袋が置いてあります。
寝袋に入ってみると寒さなんて一切感じない、むしろ暖かいんです。

寝る準備を整えトークをやめると周りは森、ヴィレッジ内は貸し切りの為、無音の音が聞こえます。無音なのに音?と不思議に思いますが私も不思議でした。これは行った人しか体感できない不思議な感覚です。いつの間にか眠りにつき朝まで快適に眠れました。

朝目覚め、お迎えが来るまでヴィレッジ内をお散歩。また夜とは違う真っ白な世界が楽しめます。お迎えがきて最後のお楽しみ。暖かいミネストローネを氷のテーブルと椅子に座り頂きました。暖かさが身に沁みます。これを飲み終わったら氷のホテル宿泊体験は終わり・・・ちょっと寂しくなりましたが、とても貴重な体験ができました。

最後に氷のホテルに泊まるにはいくつか条件があるのと、私が泊まったのは2015年で現在とは変わっている部分もある為、星のリゾートトマムのホームページでしっかり確認をしてから予約をしてください。