参拝客がいないからこそ味わえる雰囲気!ローカル神社特集『白鳥神社』編

あなたは地元の人しか存在を知らないようなマイナーな神社を訪れたことはありますか?

例えば明治神宮や西新井大師などは、全国的にも有名で参拝客が多く、華やかで一度は訪れるべき名所です。
しかし、これらとは異なる名前や存在も知られていないようなマイナーな神社には、他の場所にはない神秘的な雰囲気が漂います。

マイナー神社特集では、自分だけが別世界に入り込んでしまったような気分になれる、小規模で参拝客も少ない神社をご紹介します。

大分県『白鳥神社』


今回ご紹介するマイナー神社は、大分県にある日本一長い吊り橋『九重”夢”大吊橋』の近くにあります。

『九重”夢”大吊橋』を訪れる方の多くは大きな駐車場や売店がある中村側の入り口から渡ります。
中村側の対岸となっているのが北方側。
この北方側から10分ほど歩くと見えてくるのが『白鳥神社』です。


賑やかな対岸とは異なり、北方側は車の通りもさほど多くありません。
周辺には日本の田園風景というべきノスタルジックな道が続きます。


大吊橋からほど近い売店や、展望台なは観光客の姿が散見されますが、少し離れている『白鳥神社』まで足を伸ばす人はあまり多くありません。

そうした参拝客の少なさや静けさのためか、神秘的な雰囲気のある神社です。
境内の管理も基本的には無人の状態であるため、うまくタイミングがあえば境内に居るのは自分ひとりなんてことも。

苔むした灯籠や狛犬が時間の流れを感じさせてくれます。


マイナー神社は、参拝客も少なく、手の込んだ御守りや御朱印があるわけでもありませんが、その神秘的な雰囲気は他にはないものがあります。

この場所を目的地として遠方から訪れる方は多くないでしょうが、観光地の近くにある場合はスポットと一緒に訪れるのは難しくはありません。
周りの観光客の方々よりも少しだけ足を伸ばして、その空気を味わってみるのも悪くないかもしれませんね。