作品だけじゃない。空間そのものが魅力な美術館。-島根県立美術館編

「自分はとくに芸術に造詣が深い訳ではないし」

と、何となく敷居が高く感じられやすい美術館。

しかし普段の生活にゆとりが欲しくなったとき、足を伸ばしてみると落ち着いた、居心地がいい空間が感じられるかもしれません。
そんな旅行の途中でふと足を伸ばしてみたくなる美術館を紹介します。

島根県立美術館は、宍道湖のほとりに位置します。
すぐ近くに水面があり、美術館のテーマとしても「水との調和」が掲げられています。

この美術館の魅力は、展示されている作品だけではなく、「島根県立美術館」という空間自体がとても美しいという点です。

出典: 山陰観光

夕日百選にも選ばれる宍道湖の岬に位置するということもあり、「夕日の見える美術館」としても評判が高いスポットです。

オレンジ色の館内が神秘的です。


美術館というと、展示されている作品のための空間で、あくまでも主役はその作品…のようにも思えますが、この島根県立美術館などを見ると館そのものが芸術作品のように思えてきます。

そう考えると、美術館そのものを味わうというのもひとつの楽しみ方ですね。