お寺巡りにいそしんだり、秋は紅葉を楽しんだりと春夏秋冬様々な過ごし方ができる京都では、たくさんのカフェが存在します。
ここでは京都のちょっとした穴場カフェをご紹介していきましょう。
きっと、あなたの知らないひと味違う京都の過ごし方を発見できるかもしれません。
シンプル イズ ザ ベストはんなり『アカツキコーヒー』
比叡電鉄比叡山本線「茶山」駅の近く、一乗寺にあるアカツキコーヒーは、シンプルでナチュラルな内装が落ち着きます。
ここでは、喫煙とパソコンの持ち込みは禁止されており、店内は比較的狭く、おひとり様やふたりでゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
お店の看板商品は「季節のパフェ」
季節に応じて旬のフルーツや食材を使ったパフェをいただけます。
2019年の夏のシーズンでは、レモンパフェでした。
ひとつひとつ丁寧にドリップされ淹れられるコーヒーは、喧騒とした日常をすーっと忘れさせます。
季節の経過を感じながら、落ち着いた時間を過ごすに最適な、隠れ家カフェです。
レトロクラシカルで異空間の癒し『築地』
アンティークやヨーロピアンレトロがお好きな方はお気に入り間違いなしのカフェです。
四条河原町の一筋にひっそりとたたずむ「築地」は、創業85年の老舗喫茶店。
店内は中世ヨーロッパを思わせるエレガンスな家具や置物であふれており、古めかしい外装からは想像できないほどです。
店内で流れるクラシック音楽が、その世界感をさらに引き立てます。
ここでの名物は「ウインナーコーヒー」ではありますが、私はあえて「クリームソーダ」をおすすめします。
オールドクラシカルでどこか昭和的な雰囲気の中、艶っぽい黒のアンティークテーブルの上に置くクリームソーダは、それだけで私たちを異世界へ連れていきます。
まるでバーにいるような大人の喫茶店『喫茶どんぐり』
丸太町という、比較的オフィス街に近い地域で営業している「喫茶どんぐり」
喫茶店とは思えない、まるでバーのような店内です。
ここのオーナーは、コーヒー豆の選定にはひときわこだわりを持つ一流のバリスタです。
なんでも、大阪のワインバーとのコラボレーション実績もあり、異種食材との引き合わせにも挑戦ができる凄腕とか。
コーヒーのメニューはありながらも、その日に用意しているいちおしの豆があれば教えてくれます。いわば一種の隠れメニューです。
フードは喫茶さながらのシンプルなサンドやトーストで、こだわり抜いたコーヒーの邪魔は一切させない信念がみられます。
大人な喫茶店で一流のバリスタの味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
京都の新しい和みの時間を
いかがでしたでしょうか。
レトロからスタイリッシュまで、京都にはさまざまな色味を持つカフェが多数存在しています。
本を片手に自分の時間をゆったりと感じるのもよし、気の置けない友人と和やかなひとときを過ごすのもよし。
訪れるカフェによってそれぞれ違った和みの時間を感じられるでしょう。
カフェ巡りという、新しい京都の過ごし方でみなさんもはんなりしてみてはいかがでしょうか。